損害賠償
損害賠償に関する内容証明郵便の作成例
令和○年○月○日
東京都○○市○○〇丁目〇番〇号
株式会社○○
B夫 殿
東京都青梅市野上町〇丁目〇番〇号
青梅食堂
青梅 太郎 印
損害賠償請求書
私は、貴殿に対し、以下のとおり、ご通知申し上げます。
貴殿は、先月○日に当店WEBサイトから当店のディナーコース(10名様分)を、今月○日19時00分に予約されました。ところが、貴殿ら一行は、何らご連絡いただくことなく予約日時に来店されませんでした。このため、当店は、当日に仕入れた食材の一部を廃棄せざるを得なくなりました。また、当店の約4分の1にあたる10名様分の座席を確保していたため、大きな機会損失が生じることになりました。結果的に、当店は、直接的にも間接的にも経済的損害を被ることになりました。貴殿の行為は、民法415条1項の債務不履行にあたります。債務不履行は、損害賠償請求の対象のため、貴殿には損害賠償義務があります。したがいまして、私は、貴殿に対し、損害賠償として金〇万円を請求いたします。本書到着後○日以内に金〇万円を、次の金融機関口座にお振込みください。
○○銀行 ○○支店
普通 0000000 オウメ タロウ
本書到着後○日以内にお振込みいただけない場合は、法的措置を講じる所存です。
貴殿の誠実なご対応を期待しております。
損害賠償に関する内容証明郵便の留意点
作成例の解説
上記の作成例は、青梅食堂の店主・青梅太郎から無断キャンセルした顧客・B夫への損害賠償請求書(内容証明郵便)です。